治療と就労の両立支援モデル事業
就労年齢の延長に伴い、高い疾患リスクを抱える勤労者の方々や医療技術の進歩により、治療を受けながら就労する勤労者の方々が今後、増加することが見込まれることから、当センターでは、病気を抱えながら働く方々、疾病による職場復帰が困難と考えている方々への「治療と就労の両立支援」の取組をしています。
－治療と就労の両立支援に対する取組－
労働者健康安全機構では、勤労者の方々への支援として平成26年度からがん、糖尿病、脳卒中（リハビリテーション）の罹患者及びメンタルヘルス不調者に対し、休業等からの職場復帰や治療と就労の両立支援への取組を行いながら、事例の集積、医療機関向けのマニュアルの作成・普及を行っています。
当センターでは、がん、糖尿病、脳卒中（リハビリテーション）のそれぞれの分野において、患者さまの円滑な職場復帰や治療を受けながら働けるよう、両立支援チーム（医師、保健師、理学療法士、作業療法士、薬剤師、管理栄養士、メディカルソーシャルワーカー等で構成）が支援計画書を作成し、復職時に望む配慮などを必要に応じて勤務先に情報を伝え患者さまを支援いたします。
